メロン釉薬一輪挿し
SDGsの観点から開発した「メロン釉薬」
陶器の表面を彩る釉薬は、植物を燃やした後の「灰」を原料として使用します。一般的には藁やクヌギをなどの灰が伝統的に使われてきました。
この釉薬の灰を、地元袋井市の特産のクラウンメロンと組み合わせ、SDGsの観点から開発したのが「メロン釉薬」です。
収穫後の廃棄物となるメロンの葉や茎を活用することで、陶器として個性の開発と農業廃棄物の活用を目指したことが原点です。
メロン釉薬の制作過程
STEP
灰の作成
収穫後のメロンの葉や茎(通常は廃棄の対象)を収集し、焼却。「灰」を作成します。
STEP
篩通し
細かいメッシュの篩で、大きなゴミや不純物を取り除きます。
STEP
水簸(すいひ)
灰を水に漬け、上澄みを捨てます。アルカリ分を抜くいわゆるあく抜き作業です。10回ほど繰り返して行います。
STEP
釉薬の調合
粘土や長石などを配合し、釉薬に仕立てます。
STEP
焼成
素焼きの器に釉薬を施し、1200~1300℃で焼成します。
一輪挿しの飾り方
・アレンジメントの端材の利用
レッスンなどで出た花やグリーンの再利用として。
・剪定した草木をお部屋に飾る
お庭の剪定した枝葉は廃棄してしまってはもったいない。お部屋に飾ってあげましょう。
・お散歩で見かけた野花のアレンジに
道端で見かけた雑草や名もなき花も一輪挿しに飾ればちょっとしたお部屋のインテリアに早変わり。
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